IS250日記 Vol.33 「ボンネットのウォータースポット」
実はISのボンネットには大量のウォータースポットが発生していて、それがどんどんクレーター化してきてます。
以前ガラスコーティングを繰り返し施工していたときに、気づかないうちにイオンデポジットを閉じ込めていってしまい、それがウォータースポットになってクレーター化したんじゃないかと思います。
でも、オジサンのISはクリア層がほとんど限界まで削られちゃっているために簡単に研磨して落とすって訳にもいきません。
なので以前からこのクレーターには気づいていたものの手が出せませんでした。
ただ、クレーターがかなり進行している上にウォータースポット自体がどんどん増えてきてる気がします。
・・・このままだとひじょ~にマズくね!?
せめて軽めのウォータースポットやイオンデポジットだけでも何とかしとかないとエラいことになりそう。。
ってことでオジサン、ついに意を決して研磨してみることにしました。
取り敢えず以前買った3,000円の格安ポリッシャーにコンパウンドを付けて磨いてみたんですが、本気で磨こうとすると10分も回してると変なニオイがしてくるしパワーも無いんで全然歯が立ちません。
そこでもう少し本格的なヤツでオジサンにも扱えそうなポリッシャーを探すことに。
Amazonで見たらリョービRSE-1250が入門機の定番のようなんでこれを買おうと思ったんですが、同価格帯のBOSCHのPEX260AEってのがより低速(2,000~12,000回転/分)から回せて初心者のオジサンにも使いやすそうだったんでBOSCHの方を選択しました。
バフは仕上げ用に同じBOSCHのウレタンバフと磨き用に格安ウールバフの粗目・中目・細目の3点セット。
一緒に定番の3Mのコンパウンド「ハード1-Lとハード2-LNダーク」のセットも購入。
これで道具は揃ったけど今度はなかなか天気と時間の折り合いがつかず。。
数日後、やっと午前中雨~午後から曇り予報の日が来ました。
予報通り昼過ぎには雨が上がって曇り空になったんで作業開始。
まずは水アカ落とし&シャンプー2回掛けでキッチリ汚れを落としてから研磨開始。
さすがにいきなりウールバフの粗目はコワすぎるんで中目のウールバフにハード1-Lをつけて磨いてみました。
磨き始めるとウールバフからスッゴイ量の抜け毛が飛び散ってビックリ。
こんなんで回し続けてイイのかなぁ、、とビビりながらも作業続行。
最初は最低速の1で始めて慣れてきたところで3~4に上げてじっくりゆっくり磨いていきました。
多少の磨き傷は覚悟の上でコンパウンドが粉になって飛ぶまでガッツリ磨いてみると、、
やはりクレーター状のウォータースポットは全く変化なし。
ですが雨ジミ~イオンデポジットレベルはだいぶ薄くなりました。
かなり気合入れて磨いたわりには磨き傷もほとんど無いし、このIS+オジサンのウデではこれで上等でしょう。
気を良くしたオジサン、ボンネットの残りの部分とフロントフェンダー上部、ルーフの前半分まで施工。
ふと気が付くと、、なんと作業開始から3時間も経ってました。
時計を見たとたん、オジサンどっと疲れが。。w
まぁ一番気になってた部分は施工出来たんで今日の研磨作業はこれで終了。
シャンプーでコンパウンドのカスとウールバフの抜け毛を洗い流して拭き上げてみると、コンパウンドをかけたところは今までに見たこともないくらいの完全な親水状態になってました。
…これくらいやらないとコーティング剤の残りや水アカ、雨ジミ、イオンデポジット等々のこびり付いた付着物は完全には落ちないってことなんですねぇ。。
こんなスッピン状態のまま次の作業まで数日間も放置する訳にはいかないんで、最後にいつものスーパー・レジン・ポリッシュを施工。
翌日は朝から快晴。
太陽の下で車の状態をチェックしてみると、目立って気になってたイオンデポジットはほとんど消せてました。
ただ、、
磨き始めの部分はけっこうキレイになってましたが、後になるほど磨き残しのイオンデポジットが。。
当初の集中力が続かず、だんだん仕事が雑になっちゃってたんですね。
けっこう確認しながらやったつもりだったんですが、この辺がプロとアマチュアの差、、イヤ、たんにオジサンが根性なしなだけか。。w
数日後、一日曇り予報の日に作業再開。
ボンネットの後半部分をやり直し、ルーフの後ろ半分~Cピラー、リアフェンダー上部、トランクを施工しました。
これで水平面と水平に近い面の施工がほとんど完了したんでこれで研磨作業は終了。
…ドア等の垂直面にはイオンデポジット等はほとんど着いてないんでムリに研磨するのはやめました。
最後にまた黄ばんできたヘッドライトレンズをゼロリバイブでクリーニングし、仕上げにスーパー・レジン・ポリッシュとエクストラ・グロス・プロテクションを施工して本日の作業完了。
結果的にボンネットのクレーターはほとんど消えてないしウォータースポットもある程度薄くなったかなって程度ですが、それでも雨ジミやイオンデポジットはほぼ気にならないレベルまで落とせました。
そのせいか以前に比べると明らかに平滑度が増した感じでヌルテカ度がUPしました。
ポリッシャー掛け+スーパー・レジン・ポリッシュ+エクストラ・グロス・プロテクション施工はかなりの重労働でしたが、仕上がりを見るとかなり達成感があります。
今回の作業でBOSCHのポリッシャーにもだいぶ慣れてきたんで、近いうちにハード2-LNダーク+ウレタンバフを使った仕上げ磨きも施工してみようと思ってます。