浦和vs広島 (1999/11/27)

 

1999年11月27日、この日は浦和REDS関係者とサポーターにとって一生忘れられない、いや忘れてはいけない日だ。

この日、駒場で行われた広島とのJ1最終節、僕もREDSサポの端くれとしてゴール裏の一角で声を枯らしていた。

そして0-0で迎えた後半終了のホイッスル。

この時点で福岡と市原の結果が分からず、スタジアムを包み込む異様な静けさの中、携帯で外と連絡を取り合った人たちから口伝に伝わってきた

「降格決定」の知らせ。

誰もが俄かには信じられないその知らせを受け止められずにいたんだと思う。

僕は周りで囁かれる「ダメみたいよ」って言葉に対して、浦和が降格なんてするはずないじゃん!って本気で思いながら涙をこらえていた。

そんな異様な空気の中で始まった延長戦。

選手が戦っている限り俺たちも戦おう、ってみんなで言い聞かせあいながら、折れそうになる心を抑えて懸命に応援した。

そして福田のVゴール。

一瞬上がった歓声の後、静まり返るスタジアム。

そして周りから聞こえてくる泣き声。

時が止まったかのように呆然と立ち尽くすサポーター。

僕も終に観念して「降格」の2文字を受け入れるしかなくて、後に言われた「世界で最も悲しいVゴール」なんて一言じゃとても片付けられない複雑な想いを抱えながらその場を動けずにいた。

今にして思えば、あれはあれで良かったんだと思う。

あの日がなかったら、その後のREDSの躍進もなかったって思うから。

 

 

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